「23人が病院で治療」…アシアナ航空機の非常ドア開けた男に「傷害罪」を追加=韓国(画像提供:wowkorea)
「23人が病院で治療」…アシアナ航空機の非常ドア開けた男に「傷害罪」を追加=韓国(画像提供:wowkorea)
アシアナ航空機の非常ドアを無理やり開けた30代の男の容疑に傷害罪が追加された。

10日、テグ(大邱)東部警察署によると、航空保安法違反と財物損壊の容疑を持たれているA容疑者に傷害の容疑を追加し検察に送致した。

A容疑者はことし5月26日午後12時35分ごろチェジュ(済州)から大邱に向かっていたアシアナ航空OZ8124便の非常ドアを無理やり開けた。当時、ドアが開いたまま約12分間飛行し、機内に風が吹き込んだため、乗客は呼吸困難などの症状を訴えた。

警察は当時、197人の乗客のうち23人から病院の診断書を受け取り検討し、この中には全国少年体育大会に参加しようとしていた小学生と中学生10人と一般成人13人が含まれていたという。乗客からは急性不安やストレスなどの病名の診断書が提出された。

A容疑者はアシアナ航空機の外部非常口の脱出用スライドが外れるなどアシアナ航空所有の航空機を損壊した容疑(財物損壊)も持たれている。

警察の調査でA容疑者は、「失業後の精神的ストレスにより早く降りたいと思った」と陳述している。

一方、この事故の後、アシアナ航空は事故があった旅客機と同じ機種の非常口横の座席は満席であっても販売せずにいる。子会社のエアソウルも同じ機種の非常口横の席の事前販売を中断した状態だ。
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