首脳会談後、共同記者発表を行う尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領(左)とドゥダ大統領=13日、ワルシャワ(聯合ニュース)
首脳会談後、共同記者発表を行う尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領(左)とドゥダ大統領=13日、ワルシャワ(聯合ニュース)
【ワルシャワ聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は13日、ポーランドの首都ワルシャワで同国のドゥダ大統領と首脳会談した。尹大統領は会談後に行った共同記者発表で、「ロシアによるウクライナ侵攻を国際社会の自由、人権、法治に対する挑戦とみて、戦争の終息や平和回復のための支援を続けていくことを確認した」として、「韓国とポーランドがウクライナ再建で最適なパートナーになれるという認識で一致した」と述べた。 両国は首脳会談に合わせ、インフラ協力とウクライナ再建協力に関する了解覚書(MOU)を締結した。尹大統領は「両国企業の協力を拡大できる良い基盤になることを確信する」とし、「両首脳は規範に基づく国際秩序を守るため、連帯していくことで一致した」と述べた。 両首脳は会談で防衛産業や原発などの分野での戦略的協力の強化についても話し合った。 また北朝鮮の安全保障面での脅威についても議論した。尹大統領は「北が前日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことを会談で強く糾弾し、北が朝鮮半島と国際社会の平和と安全を脅かす核・ミサイル開発を直ちに中止するよう国際社会と共に断固とした対応を取ることで一致した」と述べた。 両首脳はや北朝鮮の人権侵害についても対応策を話し合ったという。
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