ビジネスフォーラムに出席した尹大統領(中央左)とドゥダ大統領(右同)=14日、ワルシャワ(聯合ニュース)
ビジネスフォーラムに出席した尹大統領(中央左)とドゥダ大統領(右同)=14日、ワルシャワ(聯合ニュース)
【ワルシャワ聯合ニュース】ポーランドを公式訪問している韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は14日(現地時間)、両国のビジネスフォーラムにポーランドのドゥダ大統領と共に出席し、ロシアの侵攻を受けるウクライナの再建における隣国ポーランドの役割の重要性を強調し、ウクライナ再建は韓国・ポーランド協力の新たな局面を開くと強調した。 尹大統領は両国の貿易額が昨年初めて90億ドル(約1兆2000億円)に達し、30年には300億ドルを超えると期待した。防衛産業分野の対ポーランド輸出が昨年、過去最大規模を記録したほか、韓国のバッテリー、素材、部品企業がポーランドにバッテリーの大規模な生産拠点を構築したことを評価。こうした協力が航空宇宙、スマート工場、グリーンエネルギーなどの先端産業全般に拡大し、防衛産業やインフラ分野での協力も一層強化されるべきだと力説した。 フォーラムを機に両国の企業と関係機関は計33件の覚書(MOU)を締結した。バッテリー、未来車などの先端産業分野が11件、原発、水素、グリーンエネルギーなどのエネルギー分野が13件、金融、観光などサービス分野が9件となっている。
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