新型コロナエンデミック以降犯罪増…「麻薬犯罪」3倍近く急増=韓国(画像提供:wowkorea)
新型コロナエンデミック以降犯罪増…「麻薬犯罪」3倍近く急増=韓国(画像提供:wowkorea)
昨年、新型コロナウイルスによる社会的距離措置解除後、ことし5月に韓国政府がエンデミックを宣言したが、犯罪が増加していることが分かった。政府が「麻薬との戦い」を宣言した中、麻薬犯罪は3倍近く急増した。

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18日、警察庁の「2023年第2四半期犯罪発生および検挙現況」によると、ことし第2四半期(4~6月)の犯罪発生件数は37万4936件で、第1四半期(1~3月)35万499件より7%増加した。

犯罪増加は、ことし5月、政府が事実上エンデミックを宣言した影響があると解釈される。2020年1月20日、初の感染者が発生した後、3年4か月ぶりにほとんどの防疫規制が解除され、人々が日常を取り戻し、各種会合など出会いが自由になったためだ。

罪種別にみると、殺人やレイプなど強力犯罪は6364件で、前四半期比5.9%増えた。強力犯罪の中で、加・被害者間の「接触」が前提となる性的暴力は5690件で、前四半期比6.1%増加した。

知能犯罪は11万1938件で、前四半期比10%増加した。知能犯罪のうち、詐欺は9万980件で、前四半期比11.8%急増した。盗難は4万8262件で9.5%増え、風俗やギャンブルなど犯罪も6452件で、前四半期比7.5%増えた。

特に麻薬犯罪は4901件で前年同期(1763件)に比べ、3倍近く急増した。最近主犯が中国で捕まった「カンナム(江南)麻薬飲料事件」以後、警察が「国民安全に対するテロ犯罪」として規定麻薬との戦いを宣言した結果だ。俳優ユ・アインは、先月9日8種以上の麻薬類を投薬した容疑で不拘束送致されたりもした。

ある麻薬捜査官は「麻薬犯罪は代表的な暗数犯罪であるが、通報や検挙されていない犯罪まで入れると、その規模は10倍以上になるだろう」と述べた。警察庁は、上半期麻薬集中取り締まり期間(3~7月)中であり、下半期にも集中取り締まり(8~11月)を続け、年中常時強力体制で取り締まりを維持するという方針だ。

治安成果と社会安全図を評価する指標である犯罪検挙率は、第2四半期の78.3%を記録、前四半期(74%)に比べ上昇を見せている。警察庁は歴代最大規模の特別昇進を割り当てるなど、捜査を促す雰囲気を創り出している。今年の国家捜査本部に配当された総特進者数は662人に達する。

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