◇不景気でも大企業の雇用増 サムスン電子の増加幅最大 深刻な景気低迷にもかかわらず、韓国大企業が今年上半期に1万人近く雇用を増やした。企業情報サイトのCEOスコアによると、大企業500社(売上高ベース)のうち合併・分割などがあった25社を除く475社の雇用状況を調査した結果、今年上半期(1~6月)の純雇用(国民年金新規加入資格取得者から資格喪失者を除いた数)は前年末から9314人増えた。なかでもサムスン電子は唯一純雇用を2000人以上増やし、増加幅が最も大きかった。◇医師の高齢化加速 10年間で70代が2倍に 国会保健福祉委員会に所属する最大野党「共に民主党」の申賢栄(シン・ヒョニョン)国会議員が保健福祉部から提出を受けた資料を分析した結果、外科、胸部外科、産婦人科、小児青少年科など主要必須科目の専門医のうち70代が2013年の686人から昨年は1621人へと136.3%増加した。また60代は86.5%、50代は35.6%それぞれ増加した。必須科目の専攻を敬遠する傾向により、若い専門医が輩出されない状況が年齢層の変化を通じて確認されたといえる。◇金正恩氏 休戦協定記念日を前に戦死者の墓訪問 北朝鮮が「戦勝節」と呼ぶ朝鮮戦争休戦協定の締結日(7月27日)を前に金正恩(
キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が公開活動を行った。朝鮮中央通信は26日、金正恩氏が前日に平壌市内にある戦死者の墓「祖国解放戦争参戦烈士墓」を参ったと報じた。金氏は「7・27の奇跡は愛国偉業の勝利であると同時に米帝を敗北させ新たな世界大戦を防いだ人類史的大勝利」とし、「英雄精神を継承することで朝鮮民主主義人民共和国は永遠に勝ち続けるだろう」と述べた。◇サムスン きょうソウルで折り畳みスマホ新機種発表 サムスン電子は26日午後8時、ソウルの総合展示場COEXで折り畳み式スマートフォン(スマホ)の新機種「ギャラクシーZフリップ5」「ギャラクシーZフォールド5」の発表イベントを開催する。両製品は前作に比べて画面サイズは大きく、重さは軽くなり、ヒンジ(ちょうつがい)部分の画面のしわが改善されたという。一方、価格は部品の原価上昇などによって前作に比べ10万ウォン(約1万1000円)前後上がる見通しだ。
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