旅行客で混み合う仁川国際空港の出発ロビー(資料写真)=(聯合ニュース)
旅行客で混み合う仁川国際空港の出発ロビー(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国土交通部は15日、7月の国際線・国内線旅客数は前年同月比79%増の897万7651人で、月別では今年最多を記録したと発表した。

 国際線の旅客数は約638万3000人で、前年同月(184万4000人)に比べ約3.5倍に増えた。

 海外旅行の需要が高まり、国内線の旅客数は前年同月比18%減の約259万4000人だった。

 7月の旅客数は、新型コロナウイルスの世界的流行(パンデミック)以前の2019年には1071万人だったが、翌年には268万人と急減。21年は321万人に増加し、回復傾向が続いている。

 また、中国人の韓国団体旅行が6年5か月ぶりに全面再開されるのを前に、韓国と中国を結ぶ路線の利用客も徐々に増加している。

 業界関係者は「中国線が着実に運航再開・増便されており、ビジネス需要も戻っている」として「韓国観光商品が作られ、中国人観光客が本格的に回復すれば、航空旅客全体もコロナ以前の19年を上回ることができるだろう」との見通しを示した。


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