国家情報院(提供写真)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
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【ソウル聯合ニュース】韓国情報機関の国家情報院(国情院)は17日、米国で18日に開催される韓米日首脳会談、または韓米が21日から月末まで韓国で実施する合同軍事演習に合わせ、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射などいくつかの挑発を準備しているとの見方を示した。国会情報委員会で与党「国民の力」幹事を務める劉相凡(ユ・サンボム)議員が、国情院が同委員会に報告した内容として伝えた。 劉氏によると、国情院は「ICBM発射支援車両の活動が活発になっている様子が平壌などで捉えられた」としながら「液体燃料工場から推進体が頻繁に搬出されるなど、ICBM発射準備の兆候が続けざまに識別されている」と報告した。固体燃料式ミサイルの生産施設でも車両の活動が際立って活発化しているとし、「戦術核を搭載できるミサイルの発射を含め、合同訓練が予想される」と述べた。 国情院はまた、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が下半期の最優先課題として軍事偵察衛星の技術的な準備の完了を命じたと言及。順調にいけば、9月9日の北朝鮮建国75周年を盛り上げるために8月末か9月初めに軍事偵察衛星を打ち上げる可能性があるとの見解を示した。
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