韓国政府「日本原発処理水データ、タイムリーに連絡」(画像提供:wowkorea)
韓国政府「日本原発処理水データ、タイムリーに連絡」(画像提供:wowkorea)
韓国パク・クヨン国務調整室国務1次長は、日本が処理水放流前放射性核種値などのデータについて、韓国政府と適時連絡するということに関連し、23日「韓国側が関連情報に対する連絡と異常値発生時、迅速な共有などを約束したのは相当な意味を持つ」と明らかにした。

パク次長はこの日、ソウル市クァンファムン(光化門)政府ソウル庁舎で開かれた処理水放流関連の会見で「モニタリングを適時に行うためには、データを生産・公表する主体である日本側と緊密なコミュニケーションが必要だ」と述べた。

前日、政府が明らかにしたところによると、両国は韓国側専門家が国際原子力機関(IAEA)福島現場事務所を定期的に訪問することに合意した。また両国は、異常状況が発生した際、両国規制当局と外交当局間で迅速に情報を共有するための二重のホットライン構築に合意した。

日本はまたIAEAと協力し△取水(5号機取水口)・防水(上流水槽)放射線濃度△移送設備放射線濃度△測定・確認用設備から希釈設備に移送される処理水流量△海水ポンプ流量△希釈後ALPS処理水のトリチウム濃度(計算値)関連データを一時間単位でホームページに掲示し、該当情報を韓国語で提供する計画だ。

また、△放出前のK4タンクで測定した69の核種評価、△放出前の上流水槽で測定したトリチウム濃度、△放出中、海水配管ヘッダで測定したトリチウム濃度などの追加情報をホームページで公表することにした。69の核種評価と上流水槽で測定したトリチウム濃度などについては、外交チャネルを通じて適時に連絡を取る方針だ。

パク次長は「K4タンクの69核種の濃度や上流水槽トリチウム濃度は、放出前に1回測定し、具体的な測定時期は全体的な放流進行速度や異常状況発生の有無などによって異なる」とし「事前にデータ公表時期を予見するのは難しい」としながら、適時連絡に対する意味が大きいと強調した。

パク次長は「韓国政府はリアルタイムモニタリング手段を積極的に活用し、日本側が計画通り処理水を放出するかどうかを確認し、主な結果は韓国原子力安全技術院(KINS)ホームページを通じて、国民へ公開する予定」と説明した。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 78