韓国のハン・ドクス(韓悳洙)首相(画像提供:wowkorea)
韓国のハン・ドクス(韓悳洙)首相(画像提供:wowkorea)
日本政府と東京電力が、福島第1原子力発電所“放射能処理水”の海洋放出を早ければ24日午後1時に始める方向で調整している中、韓国のハン・ドクス(韓悳洙)首相は23日「基準に合わない放出が実施されれば国際的に提訴するよう、外交部(外務省)が常に準備する」と語った。

ハン首相はこの日、政府庁舎で行なわれた出入り記者団との懇談会で「いかなる核種であっても、われわれの考えるベクレル(濃度)基準に合わなければ、直ちに中断を要求する」と強調した。

ハン首相は「汚染水(放射能処理水)の放出初期においては、日本側からデータをリアルタイムで受け取る」とし「69の核種のうち39種は(現在)発見されていないが、69種を全てみていく」と説明した。

ハン首相は「『スイスやEU(ヨーロッパ連合)などが福島産水産物の輸入禁止を解除したのをみると、韓国が福島産水産物の輸入を禁止するのは適切でない』という論理もある」とし「しかしわが政府は、出来る限りのあらゆる方法と方案を動員し、安全だと感じる時まで努力していく」と強調した。

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