政府の記者会見の様子=22日、ソウル(聯合ニュース)
政府の記者会見の様子=22日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国務調整室の朴購然(パク・グヨン)国務第1次長は22日、東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出に関する定例記者会見で、政府が使っている「汚染水」という名称について、「各界の意見の分析を終え次第、近く変更の可否を決定する」と述べた。漁業関係者らを中心に名称を「処理水」に変更すべきとの意見も多い一方、変更を懸念する声もあると伝え、「さらに分析が必要だ」と説明した。

 

 海洋水産部の朴成訓(パク・ソンフン)次官は今月19日、動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信された汚染水への対応に関する公開講座で、「汚染処理水」への変更がふさわしいという声が強まっていると紹介した。

 記者会見に出席した同氏はこの発言について「初回放出の状況を確認したところ、東電の計画通り正常な範囲内で処理・放出が行われている。それだけに『処理水』に変えようという声が大きくなっているのではないかと思う」と説明した。


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