フェンシング元韓国代表ナム・ヒョニ、再婚相手に数々の詐欺前科説が浮上…性別も偽りか
フェンシング元韓国代表ナム・ヒョニ、再婚相手に数々の詐欺前科説が浮上…性別も偽りか
元フェンシング韓国代表選手のナム・ヒョニ(42)が再婚相手だと明らかにした「15歳年下の財閥3世」チョン・チョンジョさんが、男ではなく女であり、過去にも男のふりをして詐欺を働いた前科があるという暴露が相次ぎ、話題になっている。

ナム・ヒョニ の最新ニュースまとめ

 芸能メディアのディスパッチは25日、「チョン・チョンジョは財閥会長の婚外子でもなく、乗馬選手出身でもない。男でもなく女だ。住民登録番号が2(男性が1、女性が2)で始まる」とし、7人を相手に詐欺を働いて金をだまし取った前科者だと報じた。

 ナム・ヒョニは8月に離婚を発表して2か月後の今月23日、女性朝鮮とのインタビューを通じてチョンさんとの再婚を知らせた。チョンさんは財閥3世であり、米・ニューヨークで乗馬を学んだ人物とされる。チョンさんは、自分がアメリカ出身の財閥3世だと主張した。

 しかしディスパッチが公開した裁判所判決文によると、チョンさんは2019年4月、ある被害者に男のふりをして「私の妻の兄がソウルで水関連の事業をしているが、300万ウォン(約33万円)を投資すれば6か月後に収益を出して50億ウォン(約5億6000万円)を渡す」と嘘をついたという。裁判所は「当時、被告人(チョン・チョンジョ)は女性で被害者に金を返す意思や能力がなかった」として詐欺罪を有罪と判断した。

 チョンさんは2カ月後の6月にはチェジュ(済州)島で男として過ごし、「某カジノグループ会長の婚外子」だと偽って被害者から7200万ウォン(約800万円)をだまし取った。裁判所の判決文はチョンさんが「(某グループ)会長の婚外子ではない」と指摘している。

 また、その3か月後の9月には「女」に戻り、デートアプリで出会った男性に詐欺を働いた。男性から「結婚しよう」と言われ、結婚費用として2300万ウォン(約260万円)を受け取ったチョンさんはそのまま行方をくらましたと判決文に書かれている。

 さらに同月、自分がアメリカにいると偽って、また別の被害者から1600万ウォン(約180万円)を受け取っている。

 その前の2018年にもチョンさんは、デートアプリを通じて出会ったある男性に「馬の調教師」だと名乗り、5700万ウォン(約630万円)をだまし取り、2017年にも詐欺をしようとして未遂に終わった。

 チョンさんはこのような詐欺行為により1審で懲役2年、2審で懲役2年か月を言い渡された。

 裁判所は「チョン・チョンジョは多数の被害者を欺き、3億ウォンに近い巨額を詐取した」とし、「被告人は大部分の被害者に被害額を返済できなかった」と判示した。

 YouTuberのイ・ジンホ氏もやはり「取材過程でチョンさんの知人から思いがけない話を聞いた。チョンさんがカンファ(江華)島に居住し、江華女子中学校を出たというのだ。このネットユーザーによると、一緒にスポーツをしていたし、その時までは女性だった」と伝えた。

 一方、チョンさんは自身に対する色々な疑惑が浮上すると、新しくインスタグラムのアカウントを開設して「私という人間に対する話や悪意的だったり虚偽の内容を盛り込んだ掲示文などで虚偽内容が拡散される場合、強く対応していく予定」という立場を明らかにした。

 ナム・ヒョニもやはり24日、チョン氏論難に対して「当然予想したこと」とし「『第2のナンシー・ラン』、『詐欺師だ』、『男ではなく女だ』等のコメントを見た。 私は大丈夫。 時間が経てば全て分かるということを恐れない」と話した。

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