中国・鄭州市での昨年4月“室内プール屋根崩落事故”、建物の老朽化が原因=中国報道
中国・鄭州市での昨年4月“室内プール屋根崩落事故”、建物の老朽化が原因=中国報道
中国・河南(かなん)省鄭州(ていしゅう)市で、昨年4月に発生した室内プールの屋根崩落事故について、同市応急管理局が14日、事故原因の調査結果について報告した。

事故は2022年4月18日午前10時50分ごろ(現地時間)に発生。同市金水(きんすい)区にあるホテルの室内プールの屋根が崩落し、3人が死亡、9人が負傷した。

市当局が調査を行った結果、建物の老朽化が直接的な事故原因であると判明した。プールの屋根部分は長期間湿度の高い環境の中で腐食が進み、一部の柱の強度と安定性が損なわれていたという。これにより、崩落事故が発生した。

同ホテルの経営者・王某はことし10月に起訴された。今後、裁判が進められる。その他、室内プールの管理責任者ら4人が行政処分となり、罰金の支払いを命じられた。
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