女優ハン・ソヒ、日本ネットユーザーたちの悪質投稿に対処する勇敢な姿勢1
女優ハン・ソヒ、日本ネットユーザーたちの悪質投稿に対処する勇敢な姿勢1
ハン・ソヒは、意思表示をはっきりする、外部の視線など意に介さない女優だった。

ハン・ソヒ の最新ニュースまとめ

 Netflixシリーズ「京城クリーチャー」シーズン1が公開された。トドゥクン(行方不明になった人を探す仕事をする人)であり、母親の行方を捜し続けるユン・チェオク役を務めたハン・ソヒは、朝鮮最高の実業家チャン・テサン(パク・ソジュン扮)と共に、怪物に立ち向かった。京城時代に現れた怪物、その中で起こる日本統治時代のつらさと穏やかなメローが、劇の楽しさを加えた。

 15日午後、ソウル・チョンノ(鍾路)区のプクチョン(北村)にあるカフェでインタビューに応じたハン・ソヒは、「まだ作品に留まっている気分。独立軍を卑下したという酷評もあるのに、その時代を生きていない人は話すことができない。その時代の人におおよその見当をつけて、自身を投映して見る作品ではないだろうか。経験してみずに、人物の善し悪しを話すことはできない。これは一時の独立運動家だった方々に、ものすごく無礼にあたる発言」と明かした。

 ハン・ソヒは、「京城クリーチャー」公開後に、朝鮮の独立運動家・安重根の写真をSNSにアップロードし、日本のネットユーザーの一部から悪質な書き込みをされたりした。「何かの結果を得るために投稿したのではない。パート1が公開された後、作品が伝えようとしているテーマが違う方向に流れた。それではいけないと考えた。チャン・テサン、ユン・チェオクのラブストーリーや戦友愛もあるが、その時代を生きていった人物たちの話でもある。その時代に一緒に集中してくれることを願った」

 かえって日本のネットユーザーたちのコメントはありがたかったと話し、「私は勇気を出してコメントをしてくれて、温かいと感じた。『全体の意見ではないから傷つかないで。私たちも受け入れている』などのDMも来た。コメント欄が荒れていたようだが、日本語が分からなくて理解できなかった。波及力を計算して、投稿したわけではない。すべての意見を受け入れて尊重している。コメントに返事をしたのも、『あなたではないと思えばそう考えることもできる。でも私はこう思ってるのに、どうしろって』だった。ただ私は、そう思っているということ」と話した。

 作品ではあるが、作品を通じて経験した日本統治時代はハン・ソヒにとっても無残だった。「連れてこられた子どもたちがいる空間は、ものすごく無残だった。小道具の一つだとしても、子どもたちが見ても良いものなのかと思った。その時代を生きていないし、口頭でだけ聞いていた時代なのに変な気分だった。言葉で説明できない感情で、もしかすると俳優が感じられる特権といえば特権だ」

 実際、彼女が日本統治時代に生きていたら、勇気を持って独立運動できていただろうか。ハン・ソヒは、「すべてのシーンがフィクションで演出だったとしても、大変だった。私のために誰かが犠牲になるなら、生きていることは地獄だ。私のために犠牲になれば耐えられなさそうで、私が死んだほうがましだ。私の代わりにつらいなら、どうやって生きていけるか」と語った。

 またハン・ソヒは、法が許す限り、その中で自由にコミュニケーションして行動してきた。「他人に世話になるのが嫌い。罪さえ作らなければ良い。法の中で自由にコミュニケーションする。違法行為はしない。ただ、ブログを書く時、未成年のファンたちが私から悪い影響を受けるかもと心配して、プレッシャーに感じたことがある。ブログの中の私の姿は暴れん坊のように見えるのに、実際裏では本当に一生懸命生きている」

 そして、シーズン2に対する鑑賞ポイントも伝えた。彼女は、「現代に移るが、ユン・チェオクは悪い人だろうか良い人だろうか。マエダ(スヒョン扮)は出てくるだろうか。ホジェ(パク・ソジュン一人二役)は誰なのか。確かなのは、シーズン1よりは面白いということ」と自信を見せた。

 最後に、ハン・ソヒは「最大限多くの色の絵の具を持つ女優になって、多彩な姿をお見せしたい。欲かもしれないが、代替不可な女優になって、私だけが出すことができる色をお見せしたい。『この色は私だけが交ぜられる』と堂々と言える、そんな日が来てほしい」と伝えた。
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