ソウル中央地裁刑事2単独(パク・ソジョン判事)は21日、 虚偽告訴罪 (誣告罪)の疑いで在宅起訴されたガールグループ出身BJのA氏に懲役1年6ヶ月を宣告し法廷拘束した。
裁判所は「被告人の陳述内容が一貫せず、事件当時の防犯カメラの映像とも一致せず、全般的な態度と立場を照合したところ信憑性が低い」として「誣告罪は重大犯罪だ。 犯罪事実をすべて有罪と認め、検察が求刑した懲役1年より高い刑を宣告した」と伝えた。
また裁判部は、A氏が所属事務所のドアの近くで犯行が行われたと供述しながらも、ドアを開けて逃げようとしなかった点、犯行場所すぐに離れずソファで横になって喫煙し、所属事務所代表のB氏とスキンシップをするなど、自由な行動を見せた点などをもとに、A氏の供述が虚偽だと判断した。
同日の裁判場では、事件直後、A氏とB氏が一緒にいた部屋から出てきて、事務室の内部を歩いたり、抱擁する姿などが盛り込まれた防犯カメラの画面が再生された。
検察は、A氏がB氏を押しのけて事務室から飛び出したと主張したが、再生された画面には単純にドアを開けて出て行く姿が映っているのが確認され、二人は事務室から出た後も代行運転手を待ちながらスキンシップをしたと把握した。
これに先立ってA氏は昨年1月、所属事務所の代表が自身に性的暴行を加えようとしたとして強姦未遂の疑いで警察に虚偽告訴した疑いを持たれている。
一方、2017年にガールズグループとしてデビューしたA氏は、グループから脱退した後、2022年からインターネット放送のBJとして活動してきた。
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