韓国俳優のハン・ソッキュが主演映画『恋の罠』(韓国公開時タイトル:『淫乱書生』)日本封切に合わせ、5日に東京・シネマート六本木で舞台あいさつを行った。
 
作品についてハン・ソッキュは、「シナリオをもらって一息に読み、とても面白く笑わせられたが、最後のシーンは感動的だった」と紹介した。作品のメッセージは「自分のやりたいことをやって人生を送ることが幸せ」だということと説明し、自身の演技、自身の体を通じて、そのメッセージと、自身が感じた面白さと感動を観客に伝えたかったと語った。

ハン・ソッキュ の最新ニュースまとめ

高貴な生まれの文官である主人公、ユンソとの共通点は何かと尋ねる質問を受けると、「やりたいことをやるというところ」と答えた。高校1年生のときに『ジーザス・クライスト・スーパースター』の舞台を見て大きな感動を受けて以来、俳優という職業に深い印象を受けたと話し、「ユンソは勇気があり、自分のすべてを捨ててやりたいことをやろうとしている。自分は俳優になっていなかったら、ユンソのようにすべてをかけて何ができるだろうか、それだけの勇気があるだろうかと考えさせられた」と振り返った。

このほか、先日親戚の子どもが通う小学校で1日教師を経験したと近況を報告した。そのときも「自分のやりたいことをやって人生を送りなさい」と話したという。

この日は日本のファンクラブの会員らも多く映画館に訪れた。ハン・ソッキュは、「韓国で映画が封切られるといつも見に来てくれ、次は日本で私の作品が上映されるときに会いましょうと約束していた。今日はその約束を守ることができて本当にうれしい」と話すなど、満員の観客に重ねて感謝の気持ちを伝えた。
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