メンバーのTABLO(タブロ)は「特定のジャンルをやるという考えより、伝えたいメッセージをそれにふさわしいと思えるジャンルと結び付けるだけ」と説明する。ヒップホップ、ロックをする<Epik High>より、<Epik High>がしたヒップホップ、ロックと呼ばれたいという。そうしたマインドで音楽に向き合っていると誤解されることもあるが、自分たちは音楽をやり、それを好きな人が聞いてくれればよい、と言い切った。
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今回のアルバムは歌手というよりはプロデューサーの役割に重きを置いた。ユンナや<ダイナミック・デュオ>とのフィーチャリングもある。歌をうまく作ることが重要との考えから、今後もこうした試みを続けるという。<Epik High>はアルバムのために小さなスタジオに4~5か月閉じこもり作業に没頭した。DJツーカットは「5枚目アルバムを作る前から、これまでの枠から抜け出すことにしていた。これまでやってきた作業物の完成したポートフォリオを作ろうということで一致していた」と話す。
救いというテーマについて尋ねると、TABLOは「わたしたちが人を救うということでもなく、わたしたちがまだ救済されたかも分からない」とし、音源流出など良くないことがあるときにファンがかばってくれるのを見て、助けられたと思ったと答えた。
また、メンバーは今回の作業を通じ、音楽的な見解の溝を埋め、折り合いをつけられたことに満足しているという。MITHRA(ミスラ)は「ようやく互いにまとまりをつける方法がわかったようだ。互いに譲歩しながら作ったアルバムで交わる点を見つけ満足した。発展・進化したアルバムだ」と誇らしげだった。
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