”第4話で視聴率13.7%”「ドラマグッド・パートナー」、なぜ面白いのか
”第4話で視聴率13.7%”「ドラマグッド・パートナー」、なぜ面白いのか
ドラマ「グッド・パートナー」が第4話で視聴率13%を超え、上昇の勢いに乗っている。これはことしSBSが公開したドラマの中では一番早い推移だ。

韓国ドラマ「グッド・パートナー」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想

SBS金土ドラマ「グッド・パートナー」は、離婚が”天職”なスター弁護士チャ・ウンギョン(チャン・ナラ扮)と離婚は”はじめて”な新人弁護士ハン・ユリ(ナム・ジヒョン扮)の冷たく熱いヒューマン法廷オフィスドラマだ。視聴率調査機関のニールセンコリアによると、最近放送された「グッド・パートナー」第4話は全国家庭基準13.7%を獲得し、すさまじい人気を立証した。初回7.8%から8.7%、10.5%、13.7%まで継続した上昇推移も注目を集める。

既に多くのドラマで離婚をテーマに使用した。法曹界のキャラクターも同様だ。しかし「グッド・パートナー」はありふれた素材と登場人物を通じて新鮮な楽しみを作っている。離婚・弁護士のテーマとオフィスものというジャンルが組み合わさり「離婚チーム弁護士」たちの物語を扱い、ここに現実でも起きるエピソードを入れ興味を加えている。


【脚本家が離婚弁護士...女性同士のケミストリーもポイント】

ドラマ「グッド・パートナー」は、両極端な性格のベテラン弁護士チャ・ウンギョンと新人弁護士ハン・ユリがぶつかりながら展開していく。2人は互いを理解はできないがそれぞれの傾向を強要しない。チャ・ウンギョンを見ると「絶対にあんな風にならないように」と考えていたハン・ユリは、いつの間にか彼女の助けを受け成長する。勝つのが先であるチャ・ウンギョンは時折理性よりも感情が先立つハン・ユリに学びもする。このように最初は対照的だった2人のキャラクターが秘密を共有しながら互いを助け理解する形に変化する。独特な愛憎関係が形成されウーマンズケミストリーも生まれる。

弁護人と依頼人が区分されない構造も興味を引く。担う離婚事件の度に勝訴するチャ・ウンギョンが”離婚の依頼人”になり、離婚チームから抜けようとしていたハン・ユリがチャ・ウンギョンの離婚事件を担うことになり状況が興味深く展開していく。

既存の法曹物よりも現実感ある離婚事例と法律の情報も、視聴者たちを捕らえる鑑賞ポイントだ。これまでのドラマでは不倫なのか違うのか、そしてヴィランは誰なのかなどに集中していたなら、「グッド・パートナー」では実質的な対応方法や裁判結果がエピソードとして紹介される。作品の現実性と楽しさが合い接することができたのは、チェ・ユナ離婚専門弁護士の役割が大きい。脚本家の想像力だけでは作れないディテールさが、脚本家の経験を通じたノウハウで描かれていたためだ。

キム・ホンシク大衆文化評論家は「重いジャンルものではないので、壁が低く大衆に接近しやすいテーマとフォーマットなため、多様な視聴層を導くことができる」と「グッド・パートナー」の人気要因を伝えた。

【3週の放送休止、直撃打かターニングポイントか】

この中で「グッド・パートナー」は3週の放送休止を告知した。2024パリオリンピックの中継の余波だ。「グッド・パートナー」は来たる26日第5話を放送し、8月16日に第6話を放送する。約3週間という期間、通常5話分が放送休止になる。

視聴者たちの不満が出ている中、ある放送関係者は「3週の放送休止は危険な負担が大きい。打撃がある」とし、「再放送や見逃し配信を通じて視聴者たちの残念さを慰めようとし、忘れられないよう喚起させる部分も必要だと思う」と伝えた。

その反面、キム・ホンシク評論家はむしろ視聴率が上がるだろうと展望し、「ストーリーに弾力性があり、口コミに乗っている。放送休止前のストーリーで、これからの展開に対する関心を誘発していれば、むしろオリンピック後にいい成績を出すことができる」と伝えた。
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