チョン・リョウォン の最新ニュースまとめ
『猟奇的な彼女』のチョン・ジヒョン、『2つの顔の彼女』のチョン・リョウォンにも共通するが、“猟奇女”に“お酒が飲めない”というセリフは通用しない。『武林女子大生』のシン・ミナは冷麺の器でお酒を飲む。サークルの友人らと飲むときはおちょこで飲むが、1人になると冷麺の器に焼酎を注いで飲む。
『2つの顔の彼女』のチョン・リョウォンはビールと焼酎を混ぜる時間がもったいないと、焼酎の瓶とビールの瓶を交互に口に運ぶ。『猟奇的な彼女』のチョン・ジヒョンは、比較的お酒に弱い方。お酒を飲むと周りの人につっかかる癖がある。お酒が強くないが飲みっぷりはいい。
“猟奇女”はお酒をよく飲むばかりでなく力も強い。『武林女子大生』のシン・ミナは、映画の中で火の上を裸足で歩く。瓶で殴られても平気、太い鉄を飴のように折ってしまう。大きな岩を持ち上げるかと思えば、ホッケー部で喧嘩が起きると男子を担いで観客席に投げ飛ばしてしまう。
『猟奇的な彼女』のチョン・ジヒョンは、地下鉄でチャ・テヒョンといたずらしながら額を叩き合っているうちに腹が立ち、チャ・テヒョンを拳で殴ってしまう。愛嬌を込めてではなく殴り合いの次元でだ。『2つの顔の彼女』のチョン・リョウォンも例外ではない。血も涙もない。回し蹴りはもちろん、くぎの刺さった棒をお尻目掛けて思いっきり刺してしまう。
このように、お酒をよく飲み暴力を行使するところだけを見れば、“やくざ”と変わりない“猟奇女”もなぜか憎めない理由がある。顔がかわいいということではない。彼女なりの辛い過去や痛みを背負っているという点だ。
『猟奇的な彼女』チョン・ジヒョンと『2つの顔の彼女』チョン・リョウォンは、愛した人を失った過去を抱えている。その痛みを癒してくれる心の温かい男性と出会ったという点も共通するところだ。『武林女子大生』のシン・ミナは、自身の望まない“武林の使命”を背負って生まれたことや、自分でも知らない事件を背負っている。明るい顔の裏に切ない過去を背負っている点が映画をより深くしている。
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