北朝鮮が公開した計3枚の写真のうち、東海線の爆破写真1枚は合同参謀本部が監視カメラで撮影した映像の一場面とほぼ同じという。北朝鮮が公開した写真の色がややぼやけていて、煙の形が少し違うものの、これは補正作業の過程で生じたものである可能性がある。
合同参謀本部のイ・ソンジュン広報室長はこの日開いた定例会見で、「合同参謀本部が公開した映像を北が無断で使用した可能性を念頭に置いている」とし、「北の住民に知らせなければならないが、その地域で写真を撮れなかった可能性や、間違えて出してしまった可能性がある」と述べた。
専門家は同じ場所で撮影したものと推定されるとし、北朝鮮が韓国軍と同じ場所で撮影することはできないため、盗用された可能性があると指摘した。
軍の関係者は同じ場所から撮影するのは不可能だが同じ角度で撮影した可能性はあると指摘。ただ、高度まで揃えるのは難しく、北朝鮮が違法転用したとの見方が強い。
15日の爆破当時、京義線の現場では撮影者の姿が韓国軍の監視カメラで確認されたが、東海線については確認されなかった。
北朝鮮のメディアが爆破翌日の16日にこれについて一切触れず、17日になって報じたのは、爆破の様子を捉えた映像がなかったためとの見方が出ている。
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