韓国映画「タクシー運転手~約束は海を越えて~」のキャスト、公開日、あらすじ
ドイツ人俳優トーマス・クレッチマンは8日、自身のインスタグラムに映画「タクシー運転手」のスチールカット3枚を載せ、「この写真は2017年に公開された『タクシー運転手』のセット写真だ。(タクシー運転手は)韓国の過去を扱った映画だ。少なくとも私はそのように思った」と記した。
2017年に公開された映画「タクシー運転手」は1980年の「5・18民主化運動」を世界に伝えたドイツ人記者ユルゲン・ヒンツペーターとタクシー運転手キム・サボクの実話を描いた作品だ。キム・サボクはソウルの外出禁止時間前までに光州に行って来れば大金を与えるという記者の言葉を聞き、彼を乗せて何も知らないまま光州に向かった。
この映画でクレッチマンはドイツ人記者ユルゲン・ヒンツペーター役を演じ、タクシー運転手キム・サボク役を演じた俳優ソン・ガンホと息の合った演技を見せた。
1962年に東ドイツで生まれたクレッチマンは、21歳の時に共産主義の統制を避け4つの国境を越えて西ドイツに渡り、俳優として成功した。ロマン・ポランスキー監督の映画「戦場のピアニスト」でドイツ将校役を熱演し世界的に有名になった。
オンラインコミュニティーなどでクレッチマンの非常戒厳に関する言及を見たネットユーザーらは、「国の恥だ」、「本当に世界でうわさになっているようだ」、「これまで積み上げてきた韓国のイメージが一気に崩れてしまった」などの反応を示した。
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 85