“同い年”の韓国トップスター、コ・ヒョンジョン(37)とキム・ナムジュ(37)。最近揃って新しい所属事務所探しに出たが、意外にもFA市場で注目を浴びられずにいる。

コ・ヒョンジョン の最新ニュースまとめ

2人とも知名度が高く、これまでの活躍を勘案すれば“熱い”契約競争が起きてもおかしくない。それにも関わらず実際の状況は正反対だ。有名な大型事務所らは特別な動き見せず、静かに動向だけを見守っている。

コ・ヒョンジョンは最近ラジオ番組に相次いで出演、これまでの“神秘主義”のイメージを壊そうと努力しているが、“ラブコール”は少ない。一方、第2子を出産し活動を再開させたいキム・ナムジュも同じ状況に陥っている。女優としてカムバックするために所属事務所を探しているが肯定的な回答は少ない。

これまでは、一部のスターたちが自身の“商品性”を上回る過度な契約金を要求し問題になることが多かったが、2人の場合はそうではない。コ・ヒョンジョン、キム・ナムジュ共に高い契約金よりも作品の選択権と外部活動の自立権を強く望んでいることが伝えられた。それにも関わらず企画会社たちの反応はそれほど熱くはない。

これについてマネージメント業界は、“トップスター”という名前の価値が負担になる点を真っ先に挙げた。株式市場でエンターテイメント企業が認められ始めた頃は、株価上昇のために無理にでも大物スターを迎え入れたが、今はむしろ会社の“重荷”になるという。

なぜなら契約金が大きくなくても映画界の沈滞やオイル価格、物価の上昇など周囲の影響を考えたとき、スターの名声に見合う乗用車、マネージャー、コーディネーターを用意する費用だけでも侮れないからだ。

ここに“収益配分比率”もまた興味をそそらない要因となっている。最近芸能界ではトップスターの場合、会社と8対2または9対1で収益を分けて持つことが主流となっている。しかし激しい場合は、最初からスターが10、会社が0で収益をすべてスターが持っていく場合もあるという。

そのため、特別な“期待効果”がなければビッグスターの移籍は所属事務所にとって実質的な利益にはなれないとしている。
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