韓国銀行が28日に発表した6月末の国際投資対照表(速報)によると、対外債権から対外債務を引いた対外純債権は27億1000万ドルで、3月末の131億6000万ドルから104億5000万ドル減った。1999年末のマイナス68億ドルに次いで最も低い水準。
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対外純債権は通貨危機当時の1997年末にマイナス680億8000万ドルに達したが、2000年にプラス転換し、2005年には1207億ドルまで増えた。しかし、2006年末に1066億ドル、昨年末は355億ドルに減少、さらに今年6月末には2けたまで落ち込んだ。対外債権の減少分以上に、対外債務が増えたためだ。国際収支チームのユ・ビョンフン次長は、外国人による韓国投資が対外債務とされる債権を中心としているのに比べ、国内在住国民の海外投資は債権に入らない株式投資や直接投資の場合が多いためだとしている。
一方、対外債務のうち短期外債と満期の残余が1年以内の長期外債は2223億2000万ドルと、3月末から61億9000万ドル増えた。
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