韓国独立映画協会が2日に明らかにしたところによると、特別展は「ドキュメンタリー、そして人生」「ドキュメンタリー、そして芸術」「ドキュメンタリー、そして社会」の3セクションに分かれ、合計19作品が上映される。生と死をテーマにした作品を集めた「ドキュメンタリー、そして人生」では、ハンセン病療養所入所者の姿を描いた今田哲史監督の「熊笹の遺言」、加藤治代監督の「チーズとうじ虫」など6編が上映される。
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芸術に対する省察をテーマとする「ドキュメンタリー、そして芸術」では、水俣病に関する映画を撮り続けた土本典昭監督にスポット当てた藤原敏史監督の「映画は生きものの記録である 土本典昭の仕事」をはじめ、白石晃士監督の「タカダワタル的ゼロ」、青山真治監督の「AA~音楽批評家・間章」など5編が紹介される。「ドキュメンタリー、そして社会」では岩淵弘樹監督の「遭難フリーター」や野本大監督の「バックドロップ・クルディスタン」など、社会性のあるドキュメンタリー8編を鑑賞できる。
韓国独立映画協会は上映作品について、「同時代の日本のさまざまな問題を新たな観点で解釈している若手監督らの作品。特別展を通じ、日本人の姿をより近くで垣間見ることができるだろう」と説明している。
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