今年のチュソク(旧盆)はたったの3日間。それも金、土、日。しかし書き入れ時の映画館は今年も充実している。3連休に合わせ色の違う3編が観客を待っている。“3連休に3色の映画”を紹介しよう。

チョン・ジェヨン の最新ニュースまとめ


●『神機箭(シンギジョン)』

観客:家族とともに太極旗(テグッキ=韓国の国旗)をなびかせながら涙を流したオリンピックの感動をもう1度感じたい人にお勧め。

ポイント:勉強に飽きた学生にも面白いアクション時代劇。神機箭が空を舞うときの快感。

ときは朝鮮世宗 29年。極秘に力強い火力を誇る神機箭を開発するも、事実に気づいた明によって技術者たちが殺害されてしまう.。世宗は唯一に生き残ったホンリと親分のソルジュに神機箭の完成を指示する。

重い内容ではあるが、主人公チョン・ジェヨンを中心に、愉快なシーンも多い。明に対する世宗の人間的な姿もまた面白い。


●『映画は映画だ』

観客:連休に帰省しない男性にお勧め。友人で集まったらまずこの映画。また女性も心配いらない。ソ・ジソブカン・ジファンといった男らしい魅力にビジュアルを備えた俳優がいるからだ。

ポイント:やくざのような俳優、俳優になりたいやくざが映画で出会う。荒々しいやくざの世界。暗いエンターテインメント業界の裏側も面白い。

短気なアクションスターのスタはアクションの演技で俳優を殴ってしまう。誰も相手をしたくないということで撮影は中断。スタは偶然に会ったカッコいいやくざにオファーを出す。俳優が夢だった彼は、出演を承諾する。しかし条件があった。“アクション映画は実際に戦わなければならない”けんかの好きなスタにも魅力的な提案だった。

『映画は映画だ』はキム・ギドク監督の助監督であったチャン・フン監督のデビュー作だ。脚本はキム・ギドク監督だ。チャン・フン監督とソ・ジソブとカン・ジファンは、男性の魅力を十分に映像に込めている。


●『学校のET』

観客:連休にすべてを忘れ爽快に笑いたい人にお勧め。特に受験生に。

ポイント:最近、芸能番組にも出演しているキム・スロの憎めないワンマンショー。英語の先生になるための体育教師の涙の奮闘記。

運動に優れたチョン・ソングンは世界一幸せな教師だ。晴れた日は運動し、雨が降れば自習をさせて1日が終わる。しかし、大学入試に関係のない体育の授業を減らし、英語を増やすという学校の決定に、チョン・ソングンはリストラの危機に陥った。しかしチョン・ソングンは英語教師に変身しようと努力する。

『学校ET』は、わざとらしくない笑い、そして自然に小さな感動をも伝える。全校1位喧嘩っ早い、問題学生などのエピソードの結集は、キム・スロが中心を固めたコミックドラマとして完成した。
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