日本では少し前に“負け犬”ということばが大ブームとなったが、お隣の韓国でも、仕事や恋愛に悩む独身女性の心情は同じ。「なぜ結婚しないか」と聞かれては仕事のせいで恋愛する時間がないと言い、周囲はそんな彼女に「高望みしすぎだ」と言い放つ。ドラマ『タルジャの春』はキャリアウーマンでありながら恋愛には疎い30代の独身女性を中心に、登場人物たちの恋愛模様を描いたラブコメディ。テレビ通販会社で有能なマーチャンダイザーとして認められているタルジャ(チェリム)。仕事のキャリアとはうらはらに、恋愛に奥手な彼女は、社内きってのプレイボーイに裏切られる。プライドを傷つけられた彼女は、6歳年下のイケメン恋人代行業者、テボン(イ・ミンギ)に恋人に成り済ましてもらうことにする。単なるニセの恋人だと割り切っていたテボンが少しずつ気になり始めるタルジャ。ところがそんなある日、スマートで完璧な男オム・キジュン(イ・ヒョヌ)が現れ、タルジャは恋と現実的な結婚との間で葛藤するが…。
日本では最近、年上の女性と年下の男性の恋愛を描いたドラマや、芸能人カップルがよく見受けられるが、韓国ドラマでも“年下男性と年上女性”という設定は定番となりつつあるとか。主演のチェリムは、『イブのすべて』などのお嬢様イメージを一新、コミカルで憎めないタルジャを熱演し、新境地を築いている。相手役のテボンを演じるのは、モデル出身で“第2のカン・ドンウォン”と呼ばれるイ・ミンギ。また、本ドラマでは毎回『ファン・ジニ』等の韓国ドラマをパロったシーンが出てくるので、韓国ドラマ通の方はさらに楽しめること請け合い!
韓国ドラマ「タルジャの春」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想
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