NewJeans の最新ニュースまとめ
ソウル中央地裁民事50部(首席部長判事キム・サンフン)は16日、「NewJeans」メンバーの仮処分異議申請を棄却した。「NewJeans」は、作詞・作曲・演奏・歌唱などのミュージシャンとしての活動、放送出演、広告契約の交渉・締結、広告出演や商業的な活動など、ADORの承認や同意なしに独自に芸能活動を行うことは許されない。
裁判部は先月21日、ADORが「NewJeans」を相手に起こした「企画会社地位保全及び広告契約締結等禁止」の仮処分申請を受け入れ、全面的に認容する決定を下していた。仮処分を申請した当事者は、棄却された場合、不服としてすぐに二審に控訴することができる。ただし、相手方は異議を申し立て、それが認められなかった場合に控訴できる。「NewJeans」メンバーは、仮処分認容決定が下された当日に裁判所に異議申請を行ったが、この日、裁判所はこれを棄却した。
「NewJeans」とADORの法的争いは、二審に持ち込まれる可能性が高い。「NewJeans」は異議申請が棄却されたため、高等裁判所に控訴することができる。この場合、二審で改めて判断が下される見込みだ。これとは別に、ADORが「NewJeans」メンバーを相手に起こした専属契約効力確認の本案訴訟一審は進行中だ。
「NewJeans」と所属事務所ADORは、今月3日に専属契約紛争を本格的に開始した。5人のメンバーは昨年11月、義務不履行などを理由に信頼関係が破綻したとして、ADORに一方的な専属契約解除を宣言した。これに対し、ADORは12月にソウル中央地裁に専属契約効力確認の訴えを提起した。
裁判所は先月、ADORが「NewJeans」の5人のメンバーを相手に起こした「企画会社地位保全と広告契約締結禁止」の仮処分申請を認容し、「NewJeans」の活動にブレーキをかけた。裁判部は「ADORは『NewJeans』に対し、専属契約上の重要な義務を大部分履行した。信頼関係が破綻する程度に至ったと断定することは難しい」と述べた。「NewJeans」は11項目の契約解除理由を提示したが、裁判所はこれを一つも認めなかった。
独自に芸能活動をしてはならないという判決だが、「NewJeans」はADORへの復帰ではなく活動中断を宣言した。「NewJeans」は「裁判所の決定を尊重し、活動をしばらく休止することにした」と、表向きは裁判所の判決を尊重する姿勢を示したが、事実上ADORへの復帰の可能性を一蹴した。
さらに「NewJeans」は、米タイム誌とのインタビューで、裁判所の判決について「K-POP産業が一夜にして変化するとは思わなかった。これが韓国の現実なのかもしれない」「韓国が私たちを革命家にしようとしているようにも感じる」と述べ、K-POPシステムを批判する発言をした。
今月3日の本案訴訟の第一回弁論期日でも、ADORと「NewJeans」側は激しく対立した。当時、ADOR側の代理人は「和解や調停の可能性はないか」という裁判部の質問に対し、「和解を希望する」との立場を表明した一方、「NewJeans」側は「被告の心理状態などを考えると、そのようなことを考える状況ではないようだ」と述べた。
現在、活動を中断したメンバーは休養を取っている。メンバーのミンジとハニは今月13日、独自に運営するインスタグラムアカウントに近況写真を投稿し、イタリア・ローマで観光する様子を公開した。
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