【ソウル29日聯合】中国産製品のメラミン混入問題が世界に広がるなか、今回の事件以前から、韓国と日本国民の中国産加工食品に対する信頼は事実上、ゼロに近かったことがわかった。
 世論調査会社の韓国ギャラップと日本リサーチセンターが29日、6月12~16日に共同実施した各国の加工食品信頼度調査の結果を明らかにした。それによると、韓国の成人男女1510人中、97%が中国産加工食品に対し「非常に心配している」(84.6%)、「ある程度心配している」(12.4%)と答えた。また、回答者の88%は米国加工食品に、76.8%は豪州・ニュージーランド産にも不安を覚えると答えており、日本の加工食品への不安の声も54.4%に上った。

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 こうした反応は日本でも同様に見られた。男女1200人中、95.9%が最も信頼できない加工食品生産国に中国を挙げている。韓国産への不安の声も84.1%に達し、中国に次ぎ2番目に多かった。

 自国産加工食品に対する信頼度を尋ねる質問には、韓国人の46.7%が「不安」と答えたに対し、日本人の57.6%は「安心」と答えた。

 両国国民は加工食品の選択基準として消費期限を最も重視したが、価格と原産国、新鮮度、国内産地なども比較するとした。

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