関税庁は11日、済州道で同日に韓日中3カ国関税局長・長官会議が開かれ、許竜錫(ホ・ヨンソク)関税庁長、日本財務省の藤岡博関税局長、中国海関総署の盛光祖署長が環境保護に向けた税関の役割と貿易の安全、迅速な通関のための制度協力方策を話し合ったと明らかにした。
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許庁長は、環境危害物や滅種危機にある動植物の違法な移動を遮断するための情報交換と共同調査、エコ輸出企業に対する通関業務の便宜拡大など「グリーン・カスタム・イニシアティブ」を3カ国が共同で進めることを提案した。また、物流保安強化のため、輸出入安全管理優秀業者に対する認可事業者制度(AEO)の相互認定を推進すること、そのための予備ワーキンググループの構成も提案した。AEOとは、税関が定めた基準を履行する輸出入業者などに通関手続の簡素化など優遇措置を与える制度。
一方3カ国は、韓国が提案し実施した偽造品の情報交換プロジェクト「フェイクゼロ」について、成功裏に運営されていると評価し、実効性ある情報交換を引き続き行うことで一致した。
韓日中3カ国関税局長・長官会議は昨年日本で初めて開催された。来年は中国で開かれる予定だ。
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