【ソウル14日聯合】民主労働党は14日、北朝鮮・朝鮮社会民主党との政党交流のため15日から19日まで訪朝すると明らかにした。姜基甲(カン・ギガプ)代表は同日国会で記者会見し「南北の信頼回復の架け橋になる」とし、開城工業団地に対する国民の懸念をありのままに伝え、破局を防ぐための現実的対策を北朝鮮側と協議すると述べた。
 訪朝団は姜代表、郭貞淑(クァク・ジョンスク)議員、李永順(イ・ヨンスン)自主平和統一委員長、朴昇洽(パク・スンフプ)報道官ら20人。15日に中国経由で平壌入りし、朝鮮社会民主党主催の歓迎晩餐会に出席する。16日は金英大(キム・ヨンデ)朝鮮社会民主党委員長と面談、18日には南北共同宣言と南北首脳宣言の履行に向けた両党の役割をテーマとした討論会を行う。

キム・ヨンデ の最新ニュースまとめ

 民主労働党が朝鮮社会民主党の招きで訪朝するのは、2005年と2006年に続き今回が3回目。通常の政党交流ながら、最近、南北関係が悪化の一途をたどっている中での訪朝とあり、注目される。同党は北朝鮮の軍事境界線(MDL)通行制限方針により危機にさらされている開城工業団地事業を円滑に持続するべきとの意向とともに、保守市民団体によるビラまきに韓国政府が反対の立場を明確にしている点を伝える方針だ。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0