景気回復への期待が高まる中、昨年は企業の不渡り件数が過去最低を記録した。
 韓国銀行が18日に明らかにしたところによると、昨年1年間に不渡りを出した企業は3416社で、前年の4445社より23.1%減少した。これは統計調査を開始した1990年以降では最も少なく、98年の通貨危機の2万2828社に比べ7分の1にとどまる。

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 企業規模別にみると、大企業は前年の4社から初めてゼロを記録したほか、中小企業は19.8%減の2200社、個人事業主も28.4%減の1216社となった。また、昨年の個人事業者を除く新設法人数は5万2587社で、前年の4万8585と比較すると8.2%増加した。

 韓国銀行関係者は「景気が回復すれば無理な投資が進み、不渡りにつながる可能性もあるため、景気と不渡り率を直接結びつけることはできない」としながらも、昨年下半期に入り不渡りが発生した企業が急減したのは景気が回復しているためとも考えられると分析している。


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