尹長官(左から4人目)と経済団体トップ=24日、ソウル(聯合ニュース)
尹長官(左から4人目)と経済団体トップ=24日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル24日聯合ニュース】企画財政部の尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)長官は24日に経済5団体トップと朝食懇談会を行い、雇用と投資の拡大を要請した。懇談会には全国経済人連合会(全経連)の趙錫来(チョ・ソクレ)会長、大韓商工会議所の孫京植(ソン・ギョンシク)会長、韓国貿易協会の李熙範(イ・ヒボム)会長、韓国経営者総協会の李秀永(イ・スヨン)会長、中小企業中央会の金基文(キム・ギムン)会長が出席した。

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尹長官はその席で、「雇用と投資は結局連結されるほかなく、そうであるべきだ」とし、資本主義市場経済を続けるには、いくら強調しても強調しすぎることはないと述べた。また、危機の状況下で政府が役割をきちんと果たしているかどうかについて財界にアドバイスを求めた。

 尹長官はあわせて、企業部門はしばらく中小企業保証と企業構造調整の「ツートラック」方式で進めるとの方針を明らかにした。困難な時期だけに、2種類の方法で同時にアプローチする必要があるとしている。中小企業融資については、実際に窓口でどのように支援が行われているのかが重要だとしながら、銀行は窓口職員を増やしていると紹介した。

 これに対し経済団体トップらは、中小企業融資が現場で円滑に行われるよう政府の助力を求めたほか、無条件の新規雇用拡大の再検討も要請した。

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