韓米通商協議のようす=11日、ソウル(聯合ニュース)
韓米通商協議のようす=11日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル11日聯合ニュース】韓牛(韓国在来種のウシ)と参鶏湯(鶏スープの料理)の米国輸出に向けた通商当局間の協議が始まった。外交通商部は11日、韓国と米国間の通商懸案を点検することし最初の韓米通商協議を開催したと明らかにした。昨年10月以来、5か月ぶりとなった協議では、最近の経済危機で保護貿易主義の波高が上がるなかでの両国間通商懸案について意見が交わされた。
 韓国側は、韓牛の対米輸出に向け韓国を口蹄疫(こうていえき)清浄地域に認定するよう求めた。また、ロサンゼルスなど韓国人密集地域への輸出が可能になるよう、参鶏湯の輸出検疫手続きの早期完了を要求した。このほか、米国側の反ダンピング制度運用(ゼロイング)の解決、「バイ・アメリカン」条項に関する具体的な運営案を求めた。

ゼロ の最新ニュースまとめ

 一方、米国側は、医薬品、世界貿易機関(WTO)の衛生植物検疫措置の適用に関する協定(SPS)協定、貿易の技術的障壁(TBT)などを議題に掲げた。


Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0