記念事業会会長を務める咸世雄(ハム・セウン)神父は、追慕のことばを通じ「国と民族のため命まで捧げた安義士の精神は、1世紀を経た今もわれわれ社会の手本となっている。安義士は遺言で、国の独立に向け国民が互いに心を合わせるようにと願ったが、その意味をわれあれも受け継がなければならない」と述べた。
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また、記念事業会はこの席で、国際学術大会の開催、資料集の発刊、「安重根国際平和賞」授賞式の開催など、向こう1年間におよぶ安義士殉国100周年記念追慕事業を発表した。民族問題研究所の任軒永(イム・ホンヨン)所長は、こうした事業推進計画について「育ちゆく世代が安義士の高貴な精神を噛みしめ人権と平和を尊重する心を育てていくための役に立てば」と話している。
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