開所式のようす=28日、東京(聯合ニュース)
開所式のようす=28日、東京(聯合ニュース)
【東京28日聯合ニュース】日本に商品を輸出する国内中小企業の物流コスト削減効果が期待できる韓国共同物流センターが、横浜・山下埠頭に設立された。同地で28日に開所式が行われ、正式運営に入った。
 大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が日本の国際エキスプレスと共同で設立したこの物流センター利用する場合、年間628万ウォン(約45万円)の政府支援金が支給されるほか、通関、運送、包装などさまざまなサービスを一括して受けられる。
 KOTRAは国内中小輸出業者の物流コスト負担を軽減するため、世界の主要物流拠点に海外共同物流センターを設置している。倉庫を確保し、保管から流通、マーケティングに至るまで「トータル物流サービス」を提供する。日本地域での物流センター稼動で、中小の日本向け輸出業者は物流コストを約30%削減できると見込まれ、輸出増大への寄与が期待される。
 国際エキスプレスは、韓国系の物流企業として唯一、横浜、東京、大阪などに自社保税倉庫を運営し、輸出入通関および倉庫保管、運送など総合物流サービスを取り扱っている。
 KOTRAは日本のほか米国、中国、ベルギー、オランダ、英国、ブラジル、ロシアなど11カ国20か所で、韓国共同物流センターを運営している。


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