左からチャニング・テイタム、シエナ・ミラー、イ・ビョンホン=29日、ソウル(聯合ニュース)
左からチャニング・テイタム、シエナ・ミラー、イ・ビョンホン=29日、ソウル(聯合ニュース)
ハリウッド映画『G.I.ジョー』の公開を前に出演陣と制作陣が訪韓し、29日に記者懇談会を開いた。

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出席者らはその席で、韓国の映画と俳優に惜しみない賞賛を送った。プロデューサーのロレンツォ・ディボナヴェンチュラ氏は「この5~6年で韓米の映画産業は非常に近づいた。今後はさらに多くの(韓国人)俳優らと仕事できると思う。韓国での撮影も可能だろう」と述べた。パク・チャヌク監督作品『復讐(ふくしゅう)者に憐れみを』をハリウッドでリメークする案を国内制作・配給会社の<CJエンターテインメント>と協議中だと明かした。

また、韓国映画はビジュアル面で非常に優れており、特にチャン・ドンゴンウォンビン主演の『ブラザーフッド』がすばらしいと賞賛した。同作を手がけたカン・ジェギュ監督なら、米国でどんな役でも信じて任せられると評価した。

『G.I.ジョー』主演のチャニング・テイタムは、マネージャーが韓国人で、韓国映画を学んでいると紹介。韓国映画は「暗く、洗練されたカラーがある」と評した。イ・ビョンホン主演のキム・ジウン監督作品『甘い人生』が面白かったという。

『G.I.ジョー』で悪の組織・コブラのメンバー、ストームシャドーを演じ、ハリウッドに進出したイ・ビョンホンに対する賞賛の声も続いた。
同作や『ハムナプトラ』シリーズを手がけたスティーヴン・ソマーズ監督は、イ・ビョンホンを「体格も良く、人々をたやすく魅了する目をもったすばらしい俳優」と大絶賛した。

女優のシエナ・ミラーは、「共演してみると、非常にハンサムだがユーモア感覚にも優れ、プロフェッショナルだった」と評価し、チャレンジングな状況にもかかわらずそれを表に出さず、楽しんで撮影に臨んでいたと伝えた。

ディボナヴェンチュラ氏は、ストームシャドー役はスタイリッシュながらも健康な肉体を持った俳優を探す必要があったが、そうした意味でイ・ビョンホンとの仕事は非常に良い経験だったと振り返った。

『G.I.ジョー』は8月6日に韓国国内で封切られる。
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