シン・ジエ(右端)とキム・インギョン(左端)=(聯合ニュース)
シン・ジエ(右端)とキム・インギョン(左端)=(聯合ニュース)
【ソウル14日聯合ニュース】国際オリンピック委員会(IOC)が13日に理事会を開き、2016年夏季五輪に追加する競技の候補にゴルフとラグビー(7人制)を選んだことに対し、韓国ではゴルフでメダル獲得の可能性もあるとして注目が集まっている。
 韓国ゴルフ、特に女子は、世界トップクラスのプロ選手が参戦する米女子ゴルフツアー(LPGA)の成績だけを見ても最強ともいえる戦力を誇るため。今季LPGAツアーですでに6勝を上げるなど、大会のたびに上位に名を連ねている。特に主軸をなすシン・ジエ、キム・インギョン、チ・ウンヒ、チェ・ナヨンらはまだ20代前半で、2016年五輪にはさらに成熟した技量が期待できる。
 これに対し男子は、米男子ゴルフツアー(PGA)のシード権を持つのがチェ・ギョンジュとヤン・ヨンウンのベテラン勢2人にとどまるが、ペ・サンムン、キム・ギョンテ、イ・スンホ、カン・ソンフンが20代前半、ノ・スンリョル、キム・ビオ、キム・ミンフィはまだ10代後半と、有望株がそろっている。
 大韓ゴルフ協会のキム・ドンウク専務は、「まだ出場選手の資格規定ができておらず戦力を予想するのは難しいが、最高クラスのプロ選手が出場できるとみられる。韓国もプロとアマチュアのトップランカーでチームを構成することになるだろう」と話す。
 五輪競技候補は、10月のIOC総会で正式承認される見通し。
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0