「アバンテLPiハイブリッド」(上)と「フォルテハイブリッドLPi」(現代・起亜自提供)=(聯合ニュース)
「アバンテLPiハイブリッド」(上)と「フォルテハイブリッドLPi」(現代・起亜自提供)=(聯合ニュース)
【ソウル17日聯合ニュース】現代・起亜自動車が、「最も進化したグリーンカー」とされる二酸化炭素排出ゼロの純粋な電気自動車開発に本腰を入れている。
 業界が16日に明らかにしたところによると、現代・起亜自グループは来月にドイツで開かれる世界最大の自動車展示会、フランクフルトモーターショーで「i10純粋電気車」を公開する計画だ。
 小型車の「i10」は現代自動車インド工場で生産され、現地と欧州市場で販売されている。モーターショーの展示モデルは、これに電気モーターやバッテリーなど、電気自動車の走行に必要なシステムを搭載したもの。現代・起亜自グループは2011年から純粋な電気自動車をテスト運行する計画だが、その試作モデルが公開されるのは初めてだ。
 現代自と起亜自は先ごろ、「アバンテLPiハイブリッド」「フォルテハイブリッドLPi」をそれぞれ発売し、世界大手ブランドがしのぎを削るエコカー市場に参入した。また、2012年以降に電気自動車とハイブリッドカーをかけ合わせたプラグインハイブリッドカーを商用化する計画だ。純粋な電気自動車は二酸化炭素をまったく出さないことから、ハイブリッドカーやプラグインハイブリッドカーの次段階とされる。

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