29日付の国際紙インターナショナル・ヘラルド・トリビューン(IHT)への寄稿文で述べたもの。5年前のNPT再検討会議は事実上、失敗に近かったが、ことしはさまざまなイシューに対する進展を期待でき、楽観的な見通しが可能だとした。
潘総長は中東地域の核兵器除去、核エネルギーの平和的使用などNPT順守に対する意志を示した。また、核兵器削減に対するモメンタムが全世界的に形成されているとし、政府と市民社会がこうした大義名分のため努力を始めたと紹介した。
潘総長は、国連が核兵器のない世界を実現するための努力の中心に立つと誓った。国連本部が世界的な兵器削減という側面で「グラウンド・ゼロ(爆心地)」になるとした上で、これは恐怖ではなく希望の場所だと定義した。今は軍備削減をせざるを得なく、世界的な協力がなければ希望もないと強調した。
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