韓国映画「美人図」のキャスト、公開日、あらすじ
2008年、韓国映画界に一大ブームを巻き起こした官能の文芸絵巻『美人図』が日本で公開されることが決定した。韓国では話題作『アンティーク~西洋骨董菓子店~』を押さえて4週連続第1位を記録、230万人超を動員した芸術とエロチシズムあふれる大ヒット歴史ロマン。
18世紀末に実在した天才絵師シン・ユンボク(申潤福)。第22代王・正祖(=イ・サン)の下で朝鮮ルネッサンスが花開いた時代、あふれる才能を駆使して自由果敢に“俗画”に挑んだユンボクは、市井の生活のほか、それまで主題にされたことのなかった“女性”を繊細に描いて朝鮮初のエロチシズムを極めた。しかし、日本の写楽同様、数々の名画が残されながらもその生涯は謎に満ちている。映画『美人図』は、韓国ドラマ『風の絵』」でも話題になった、ユンボク=女性という大胆な仮説をもとに、ユンボクが残した名画<美人図>の裏に隠された物語を美しくも哀切に描き出す。
監督は『僕の、世界の中心は、君だ』のチョン・ユンス。主演は『ガラスの靴』の若手演技派女優キム・ミンソン、そしてドラマ『善徳女王』で大ブレイク中のキム・ナムギル。2人が体当たりで演じた大胆な濡れ場は、まるで絵画のように美しい。また本作では、タイトルとなっている「美人図」をはじめ、国宝に指定されている画帖<恵園伝神帖>から<端午風情>、<月下情人>などユンボクの作品群が、人間国宝の手により再現されているのも見どころのひとつだ。
映画『美人図』は、9月下旬より、シネマート新宿、六本木にて公開。以降、シネマート心斎橋ほか全国順次公開。
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