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100年の時を経て生まれ、上院議員から大統領に就任。最後は悲劇的な暗殺によって人生の幕を閉じたエイブラハム・リンカーンとジョン・F・ケネディ。彼らのように、まったく違う時代に生きる2人の人間が同じ運命をくり返す、“パラレルライフ”をテーマとした韓国映画『パラレルライフ』(原題:平行理論)。7月24日(土)、シネマスクエアとうきゅう他全国公開となる。

チ・ジニ の最新ニュースまとめ

チ・ジニ インタビュー

-『パラレルライフ』とはどんな映画?

ケネディとリンカーンは100年違いで同じ運命をたどったと言われています。それをヒントに作られた映画です。過去にあった出来事が現在の別の人物にも同様に起きていくんです。過去に生きたある人物には信じられない事件や事故が次々と起きます。最後には娘も殺されます。その運命から逃れようとするミステリー・スリラーです。


-演じた役は?

最年少の部長判事キム・ソッキョンです “パラレルライフ”に翻弄されますが、とても頭脳明晰な男です。リアリストだし感情に流されることもない。僕の好きなタイプですね。彼は迷信のようなパラレルライフを最初は信じていません。でも最後には受け入れざるをえず、自分の家族を守るためその運命に立ち向かいます。この映画は1人の人間が大きく変化する課程を描いています。彼はパラレルライフを否定していますが、次々と同じ出来事に遭遇する中で それを受け入れ運命から逃れようと必死になるのです。


-出演のきっかけは?

ミステリアスな題材ですよね。パラレルライフを証明する事例があります。リンカーンとケネディ。2人は本当に不思議な関係で、100年違いで同じ人生を生きたと言われています。ただの偶然なのか実際に起こりえるのか、自分にもパラレルライフが存在するのか。その部分に興味がありました。脚本にも引かれ出演したいと思いました。


-最も苦労したシーンは?

私と格闘シーンを演じた元刑事がいるんですが、彼はとても力が強いんです。体格も僕よりすごいですしね。その彼と激しい格闘シーンを3日ほどかけて撮りました。廃墟の釣堀という設定です。そのため釣堀の水を抜きドロの中で撮りました。ただのドロではなくて腐った魚の死がいや汚物なども含まれてました。それから魚のエサとか…。それらがヘドロ状に何十センチも積もった中で激しい格闘シーンを演じました。1週間ほど耳の中のドロが取れなかったです。


-パラレルライフを体験するとしたら

過去のその人に僕の未来を聞いてみたいですね。もし未来が分かったら、宝くじを当てられるかもしれませんよね(笑)。


-誰の人生を体験したい?

世宗大王などの偉人です。彼は後宮に女性がたくさんいますしね。あるいは李舜臣将軍。そんな偉人の人生を体験したいです。


-作品のポイントは?

ある人物の過去の出来事を、現代に生きる男が体験します。その結末がどうなるか、過去の結末どおりになってしまうのか、はたして彼はパラレルライフに抗えるのか。そこがポイントだと思います。楽しく見ていただければと思います。


■イ・ジョンヒョク インタビュー

-『パラレルライフ』とはどんな映画?

この映画はリンカーンとケネディの共通体験を題材にしてます。僕は監督から聞くまでその事実を知りませんでした。別々の時代を生きた2人が同じ運命をたどるんです。でも現代に生きる主人公はその運命を拒絶します。つまり…受け入れまいと必死に抵抗し、最後に打破する物語です。


-演じた役は?

僕が演じたのは主人公の友人の検事イ・ガンソンです。彼とはライバルでもある切れ者の検事です。


-作品のポイントは?

『パラレルライフ』を見る時のポイントは劇中で起こる出来事が何をきっかけに起こったか、そこをしっかり覚えておくことです。繰り返される出来事のどこと どこが同じなのか、映画では1つずつ交互に見せていくので、メモしたら面白いかも。観賞しながらメモできれば楽しめますよ。



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