金妍兒が今季GPシリーズ欠場、世界選手権に専念

【ソウル19日聯合ニュース】フィギュアスケート女子の金妍兒（キム・ヨナ）が、今季グランプリ（GP）シリーズ欠場の意向を明らかにした。来年の世界選手権に向けた準備に専念する。冬季アジア大会にも出場しない。
　アイスショー出演のため19日に帰国し、仁川国際空港で取材に応じた金は、「まだ準備は始めていないが、世界選手権に焦点を当てて進める」と述べた。ショーが終わり拠点とするカナダ・トロントに戻り次第、コーチ陣と意見調整する。まだ使ったことのない音楽ジャンルが多いとしながら、タンゴなどスペイン風の音楽で滑ってみたいと、新たなプログラムへの抱負を示した。
　金は23～25日、京畿道・一山KINTEX特設アイスリンクで開催されるアイスショーに出演する。バンクーバー冬季五輪で金メダルを獲得した「ボンドガール」の演技や、ラ・ルーの「ブレットプルーフ」を使用したヒップホップスタイルの新エキシビションプログラムも披露する。金とともにミシェル・クワン、サーシャ・コーエン、ステファン・ランビエール、ブライアン・ジュベールらが出演する予定だ。

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