米州同胞後援財団の<誇らしい韓国人賞>の今年度受賞者に、バンクーバー冬季五輪フィギュアスケート女子金メダリスト、キム・ヨナ(金妍兒)選手と米国移民2世のサミー・リー氏が選ばれた。授賞式は米ロサンゼルスで8月7日午後に行われた。

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キム・ヨナ選手は授賞式で、「昨年3月、ロスで開催された世界選手権で初めてワールドチャンピオンになったとき、多くの同胞の方々が応援してくださり、良い結果を出せた。再びロスを訪れ賞をいただき、歓迎を受け、非常に光栄だ」と感想を語った。国連児童基金(ユニセフ)親善大使でもあるキム・ヨナ選手は、副賞として贈られた1万ドル(約85万円)をユニセフに寄付した。

もう一人の受賞者、リー氏は南カリフォルニア大学で医学博士号を取得後、医師として働いていたが、28歳だった1948年にロンドン五輪に飛び込みの米国代表として出場、男子10メートル高飛び込みで金メダルを獲得した。4年後のヘルシンキ五輪でも同種目で優勝した。