ソウル西部地方検察庁は9月15日、歌手イ・ヒョリに盗作曲を提供した作曲家BAHNUS(本名イ・ジェヨン)を詐欺・業務妨害などの容疑で拘束起訴したと明らかにした。

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BAHNUSは海外音楽サイトでダウンロードした6曲を自作曲と偽り、イ・ヒョリと所属事務所・エムネットメディアに提供。2970万ウォン(約217万円)を受け取った容疑がもたれている。

また、2008年以降、海外の有名歌手に曲を販売することになったと所属していた作曲者団体にうそをつき、スタジオ費用や外国出張費など3400万ウォン余りを受け取った容疑もある。

検察の調査結果、延世大学を中退し、英国とドイツで音楽修士号取得したとする学歴も事実ではないことがわかった。地方専門大学を中退し、英国で1年程度音楽を学んだと確認された。また、海外の歌手に曲を販売したように見せるため、米ソニーミュージックなど大手レコード会社との音源使用契約書7枚を偽造したと伝えられた。

今回の事件は、BAHNUSが曲を提供したイ・ヒョリの4枚目アルバムがインターネット上で盗作疑惑を指摘されたことが発端だった。その後、論争が巻き起こり、エムネットメディアなどが検察にBAHNUSを刑事告訴した。

検察関係者は、イ・ヒョリの広告中断や数億ウォンに上る国外著作権会社の損害賠償訴訟など事件の被害が大きい上、契約書を偽造するなど犯行が悪質であることから、拘束せざるを得なかったと説明した。