韓国映画「義兄弟 SECRET REUNION」のキャスト、公開日、あらすじ
チャン・フン監督の師匠は日本でも人気の高いキム・ギドク監督。『サマリア』(ベルリン映画祭監督賞受賞)の演出部でキム・ギドク監督の元で働くようになり、『うつせみ』(ヴェネツィア映画祭監督賞受賞)等の作品で助監督を務め、2008年『映画は映画だ』監督デビューを果たした。
『映画は映画だ』では、ソ・ジソブ、カン・ジファン主演で男と男のぶつかり合いを鮮やかに描き出し、作品的にも興行的にも成功を収めた。新作『義兄弟 SECRET REUNION』でも、韓国で恋人にしたい人NO1スター、カン・ドンウォンと韓国随一の名優ソン・ガンホを主演に迎え、2人の男の衝突と対立、そしてその対立を繊細に解きほぐす、前作から一層成熟した演出力を披露する。
そして、チャン・フン監督の新作『義兄弟』に日本の映画監督からも絶賛のコメントが届いている。『ゴールデンスランバー』『ちょんまげぷりん』ヒット作が相次ぐ中村義洋監督からは「すっごい面白かったです。お話も撮り方も音楽も何もかも素晴らしいけど、なんてったって、顔!とにかく、顔!男と男の、クローズアップの顔と顔!そして「アニキ」って言葉が、こんなにも胸を打つなんて、思いもしませんでした」
『白夜行』『洋菓子店コアンドル』『神様のカルテ』2011年公開作品が相次ぐ深川栄洋監督からは「俳優たちの演技に目が離せない116分です。笑えない男たちの破顔一笑に自然と涙しました。迫力の銃撃戦とカーチェイスは圧巻。怪優たちに囲まれたカン・ドンウォンも負けずに質の高い仕事をしています。『何を大切に生きているのか?』そんな事を考えさせられる映画です。」
『机のなかみ』『純喫茶磯辺』『さんかく』など独自の世界観で多くの熱狂的ファンを持つ吉田恵輔監督からは「チャン・フン監督と私は生年月日が一日違い。同じ時に生まれた 彼がどうやって、こんな傑作映画を撮れるようになったのか聞いて みたい。映画への感動と才能への嫉妬、複雑な気持ちです……。」
日本屈指の映画監督からも一目置かれる、チャン・フン監督。そんな、チャン・フン監督からは「数多くの日本映画を見ていませんが、日本映画には注目しています。個人的には、黒沢明監督の作品は名作だと思います。また、日本のアニメや漫画も好きです。『攻殻機動隊』(漫画:士郎正宗)と『MONSTER』(漫画:浦沢直樹)は本当に素晴らしい作品です。」と日本のカルチャーにも興味深々だ。
『シュリ』『JSA』から10年、熱い感動に魂が震える新しい南北のドラマが誕生した。イデオロギーの違いによって同じ民族でありながら対立を余儀なくされ、南北に引き裂かれた朝鮮半島。朝鮮戦争勃発から60年、南北共同宣言から10年を数える2010年、北と南、それぞれの国家に翻弄された2人の男の葛藤を描き、550万人以上の観客を動員、ことしNo1の大ヒット作が誕生した。
詳細:『義兄弟 SECRET REUNION』公式サイト(http://www.gikyodai.com/)
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