銀行業界が18日に明らかにしたところによると、先月末の国民銀行、中小企業銀行、外換銀行、ウリィ銀行の円建て貸付金額は6593億円で、昨年末の5813億円に比べ780億円増加した。2004年末以来大きな変化がなかったが、昨年第3四半期からは増加が続いている。
 ことしになって円建て貸付が大幅に増加したのは、ウォン高が続いたためと分析される。貸付金利が最大で7~8ポイントほど節約できる上、為替差益も期待できる。

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 昨年9月初めに100円=930ウォン台だったウォン相場は、前月末には100円=820ウォン台と、9カ月で約13.4%ウォン高が進んだ。今月11日は100円=805ウォン台を記録、8年5カ月ぶりに700ウォン台に迫った。

 都市銀行関係者は、「顧客は量的緩和政策を解除した日本がゼロ金利政策まで解除することになっても、急激な利上げはないと見込んでいるようだ」と説明した。

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