イ・ウンミ=(聯合ニュース)
イ・ウンミ=(聯合ニュース)
「わたしのアルバムにはソウル、ロック、フォークとさまざまなジャンルの曲が収録されています。わたしの声で表現したいものは、偏見を持たずにすべて表現したいですし、音楽に対する偏見も持ちたくありません」――。
 実力派歌手のイ・ウンミが滞在先の東京都内のホテルでインタビューに応じ、初の日本単独公演を行う感想や音楽観などについて語った。

イ・ウン の最新ニュースまとめ

 単独公演は4月22日に東京・サンパール荒川で、同24日に大阪国際交流センターで行われる。以下は一問一答。

――初の日本単独公演を行う感想は。
「2009年にデビュー20周年を迎え海外公演を開催した。米国公演は4~5年前から行っている。カナダ・バンクーバーや中国・北京でも公演した。しかし、なぜ近くの日本では公演の機会がないのかという思いがあり、常に門戸を開いていた。ようやく願いがかなうことになり、非常にうれしい。今回の公演を機に、日本のファンの好みやスタイルを把握し、多くの関係者からもアドバイスを受け、日本語のアルバムの制作にもチャレンジしてみたい。韓国語の歌を日本語に変えるのではなく、新しい曲を作ってみたい」

――日本で活動する計画は。
「韓国での公演規模も大きくなってしまった。スタッフだけでも約100人に上り、彼らがいなくては公演にならないし、彼らとともに音楽家として活動することは楽しい。韓国と比べ、市場がはるかに大きい日本でもそのぐらいの規模で活動することになりそうだ。アルバムを発表し、コンサート中心の活動を行いたい」

――これまで発表した曲のうち最も愛着のある曲は。
「わたしはポーカーフェースではないので、気に入った曲でなければレコーディングができない。レコーディングができないということはステージでも歌えないことを意味する。わたしが作った曲は心の底から好きなものばかり。どれか1曲を選ぶことは非常に難しい。ファンに親しまれているという理由で特別扱いしている曲もない。曲を世の中に送り出したときは、既にその時点でわたしのものではない。わたしが気に入っていると言ってしまえば、聴く人がむしろ曲に対する偏見を持ってしまうのではないだろうか」

――最後に、コンサートを待ちわびているファンに一言
「日本の方々の反応が知りたいので早くお会いしたい。『恋人…います』を聴いてくださり感謝している。十分に準備し、素敵な公演を披露したい」

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