ソウルでの練習中に笑顔を見せるキム・ヨナ=(聯合ニュース)
ソウルでの練習中に笑顔を見せるキム・ヨナ=(聯合ニュース)
【ソウル20日聯合ニュース】フィギュアスケートの金妍児(キム・ヨナ)が、ロシア・モスクワで開催される世界選手権大会(4月24日~5月1日)に出場するため22日に出国する。
 今大会は13か月ぶりの正式なステージとなる。本来は3月に東京で復帰戦を行う予定だったが、東日本大震災で大会が中止となり、急きょ予定を変更した。

キム・ヨナ の最新ニュースまとめ

 金は29日(日本時間)夜に開かれるショートプログラムで「ジゼル」を、30日夜のフリーでは韓国の伝統音楽を編曲した「Homage to Korea」を初披露する。
 今大会では13か月という空白で鈍った感覚を取り戻すことが最も重要だと言える。一般的にはグランプリ(GP)シリーズで技量を高め、世界選手権に出場するが、金はそんな機会をつくれなかった。
 ただ、キム・ヨナの出場していないGPシリーズで目立った成長を見せた選手はおらず、十分に競争力があるとの分析だ。金も「日程に変更はあったが、元もペースを取り戻せるようベストを尽くす」と自信を示していた。

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