キム・ソナ(左)とイ・ドンウク=19日、ソウル(聯合ニュース)
キム・ソナ(左)とイ・ドンウク=19日、ソウル(聯合ニュース)
韓国SBSの新ドラマ「女の香り」(原題)の制作発表会が19日、ソウル・木洞のSBS社屋で行われた。

キム・ソナ の最新ニュースまとめ

 2年ぶりにドラマに出演するキム・ソナが主人公イ・ヨンジェを演じる。ヨンジェは末期がんを宣告され、バケットリスト(死ぬ前に必ずやりたいことのリスト)の内容を実行に移す旅行会社の末端社員だ。

 キム・ソナはドラマへの出演を決めた理由について「わたし自身も幸せになりたいという思いがあった。この作品を通じその思いを表現したいと思った」と説明した。ヨンジェやすべての登場人物を通じ「人生とは何か、幸せとは何か」を視聴者の皆さんと一緒に感じたいとし、「個人的には、ドラマを撮影しながら毎日幸せを感じている」と語った。

 キム・ソナはこれまでにドラマ「私の名前はキム・サムスン」「ラブ・トレジャー~夜になれば分かること~」「シティーホール」などに主演し、「ロマンチックコメディーの女王」として定着した。
 「女の香り」もロマンチックコメディーに分類されるが、ヨンジェはこれまで演じてきた役とは少し異なり、消極的な女性から自らの決心で次第に成長していく人物だと紹介した。

 一方、ヨンジェと出会い、人生の転機を迎える財閥2世のカン・ジウクは、先月軍を除隊したばかりのイ・ドンウクが演じる。学力、財力、ルックスなどすべてがそろっているが、幼いころに負った心の傷のせいで人生に対する愛着がなかったジウクは、死が迫っているにもかかわらず明るくバケットリストの実行に没頭するヨンジェと出会ったことで、人生の意味に気付く。
 「除隊後は、気軽で楽しく、心温まる作品に出演したいと考えていた」というイ・ドンウクは、同ドラマへの出演が決まったときはうれしかったと振り返った。除隊後初のドラマ出演だけに心配もしたが、スタッフのおかげで現場の雰囲気にもはやく慣れたと語った。
 「女の香り」は23日から放送される。

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