イ・サンヨプ=1日、ソウル(聯合ニュース)
イ・サンヨプ=1日、ソウル(聯合ニュース)
上半期(1~6月)にドラマ「マイダス」「ミス・リプリー」に出演しテレビ業界で注目を集めたのが、新鋭イ・サンヨプだ。2本の連ドラ出演で「ずいぶん顔を覚えてもらった」とにっこりする彼だが、実はまるっきり新人ではない。

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 イ・サンヨプは2007年の「幸せな女~彼女の選択~」でドラマデビューし、シチュエーションコメディー「象」、時代劇「大王世宗」に出た後、2009年3月から今年1月まで軍隊生活を送った。通知を受けてからわずか2週間後の入隊で、何の整理もしていくことができなかった。しかし、以前は未来を考えようにも全く先が見えなかったのが、今は本当にすっきりした気分で、余裕も生まれたという。

 除隊した彼は、しばしの適応期間を経て、新人として再スタートを切った。入隊前、そして軍生活の間も、自分が最高になることを夢見ていたが、「除隊して現実にぶち当たり、目が覚めた」。

 「マイダス」では、天才的な株式トレーダー役でチャン・ヒョクとの素晴らしいコンビぶりを見せ、ミス・リプリーではパク・ユチョンの親友で東大出身のエリートを演じ、爽やかイケメンとして株を上げた。ただ、本人は両作品の演技について、「2本連続で主人公の友人役をやったら、演技の浅さがはっきりした。自分が見ても両方とも同じ演技で恥ずかしかった」と反省の言葉を口にする。復帰直後は意欲が先走り、演技が伴わなかったが、この2本でウォーミングアップは終え、覚悟を固めた。何より責任感を自覚できるようになった。しっかりと準備し、年内に主役級を射止めるのが今の目標だ。秋には出演映画「塵集めてロマンス」の公開も控えている。

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