新大統領室長に河今烈SBS常任顧問が内定

【ソウル聯合ニュース】李明博（イ・ミョンバク）大統領は11日、新任の大統領室長に河今烈（ハ・グムヨル）SBS常任顧問を内定した。青瓦台（大統領府）の崔今洛（チェ・グムラク）広報首席秘書官が伝えた。


　河今烈氏は慶尚南道・巨済出身で、高麗大学独語独文学科を卒業後、東亜放送、KBS、MBCの記者を経て、1991年にSBSの政治部長に就き、ワシントン支局長、報道本部長、代表取締役社長、理事会議長を歴任した。
　また、雇用福祉首席秘書官に盧然弘（ノ・ヨンホン）食品医薬品安全庁長を、総務企画官（首席秘書官級）にチョン・ダサロ大統領室企画管理室長を、企画管理室長に李東宇（イ・ドンウ）大統領室政策企画官をそれぞれ任命した。
　10月に実施されたソウル市長選挙での与党ハンナラ党の敗北の責任を取り辞意を表明した白容鎬（ペク・ヨンホ）政策室長の後任は任命せずに空席とする。
　崔首席秘書官は今回の人事について、「来年度予算案の国会通過に合わせて人事を行う計画だったが、青瓦台の組織改編やハンナラ党の洪準杓（ホン・ジュンピョ）代表の辞任による状況の変化などに伴い、人選を前倒しした」と説明した。